立ち回りの教訓カテゴリー、前回のブログ記事で紹介した、私をパチンコの世界へ導いてくれた台「ビックシューター」で当時私がどのように立ち回っていたのかを振り返ってみたいと思います(前回の記事「パチンコとの出会い(名機ビックシューター)」はこちら)。
当時のパチンコ「ビックシューター」の立ち回りの最大のポイントは役物の癖を知ることでした。私はその当時ほぼ毎日同じパチンコ店(自分が初めて換金した店)に通いビックシュータばかり打っていました。毎日打っているうちに「この台はハネの開閉の力が弱くて玉が役物の右側に転がり難い」、「この台は役物のプレートが傾いていてVゾーンの手前で玉が曲がっちゃう」、「この台は大当たり中、右打ちして役物の左側に玉を貯留しないとパンクし易い」といった各台の役物の癖がわかってきたのです。3ヶ月もするとその店のすべてビックシューターの役物の癖を暗記するまでになっていました。
すべての台の癖がわかっていれば勝つのは簡単です。癖がついた台は当然出すのが難しいのでそういう台は避け、癖が無い台の中からその日一番足が開いている台を選べばいいだけです。
この立ち回りで1日5000〜10000円(当時は40玉交換の4000個打ち止めでした)、月に10〜15万ほどビックシュータで稼ぐことができました。学生にとっては大金です。この当時のパチンコの立ち回りを振り返るとパチンコ、パチスロの立ち回りに役立つ1つの教訓が得られます。
それは「1つのことに徹底して取り組め!」ということです。
私がビックシューターで安定して収益を上げられたのは、パチンコ店を1つに絞り、勝負するコーナーもパチンコのビックシューターコーナーに絞り、そのコーナーの限られた数の台の状態をすべて把握していたからに他なりません。
その後のパチンコ、パチスロ生活を振り返っても収支が安定していたときは必ずといっていいほど「1つのパチンコ店で1機種に集中して取り組む」ということが出来ています。パチンコ店の台の調整を見抜き、台の攻略ポイントを調べ、それを実践して儲けを出すというのはパチンコ、パチスロの最大の醍醐味と言えます。
そして、この立ち回りが出来ている時期は本当に楽しくパチンコ、パチスロを打つことができます。逆に中途半端にいろいろなパチンコ店や台に手を出しているときはだいたい収支は悪化の一途を辿っていきます。そして気分的にも落ち込んで行きます。
とは言ってもいいパチンコ店、徹底して打ち込める魅力的なパチンコ、パチスロ機種に出会うのはそう簡単なことではないので、ある時期うろうろするのは仕方ないことですけどね。でもそういうパチンコ、パチスロ機種に出会ったら徹底的に研究し成果が出るまで打ち続けるべきです。この「1つのことに徹底して取り組め!」という教訓はパチンコ、パチスロ以外の仕事や趣味にも活かせるものですから、心に留めておきましょう。
さて、パチンコ「ビックシューター」でこれだけ順調に稼げていたので、当時の他のパチンコ機種の立ち回りを含めたトータル収支も良かったのかというと全然だめでした。その原因はデジパチと一発台に手を出してしまったことにあります。次回の記事ではデジパチ、一発台との出会いとこれらの台で失敗したまずい立ち回りについてお話したいと思います。