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パチンコ立ち回りで失敗(デジパチ、一発台)

   立ち回りの教訓カテゴリー、前回のブログ記事では私が初めて打ったパチンコ台「ビックシューター」でのうまくいった立ち回りを振り返り、その中から得たパチンコ、パチスロで勝つための最初の教訓についてお話しました(前回のブログ記事「パチンコ「ビックシューター」の立ち回りから得た最初の教訓」はこちら)。今回はその逆の失敗した立ち回りについてのお話しようと思います。


 パチンコを打ち始めて半年ほどが経った1989年の秋ころから、ビックシューターでの儲けもだいぶ貯まってきたのに気を良くした私は、興味はあったけど怖くてなかなか近寄れなかったデジパチに手を出し始めました。

その当時、私の兄はデジパチと一発台を中心に立ち回り、サラリーマンの月給以上の収益を上げていたこともあり、自分も簡単に儲けられると安易に考えて打ち始めてしまったのです。

初めて打ったデジパチは「パールセブン」でした。この時代のデジパチは10ランド10カウント、オマケチャッカー付きで1回の出玉は釘調整にも依りますが2000〜4000個です。私が打っていた店のパールセブンは大量出玉4000個仕様になっていました。しかも、このパチンコ台はリーチが掛かる度に大当たり確率が変動する(1/150〜1/300くらいの範囲でモードが何個かあったと記憶しています)荒波台でした。

最初は怖いのでビックシューターで少し稼いでから、換金したお金で打つことにしました。最初に打ったときは投資わずか1000円で当たり、大当たり1回でドル箱2つ出して手が震えたのを覚えています。たった5分間の大当たり消化で4000個、ビックシューターしか打ったことが無い私はすっかりその出玉速度にしびれてしまいました。1回交換でしたのでそのまま玉を流してその日は帰宅しました。

そして次の日は2000円でヒット、その次の日も2000円でヒットと出だし3日は絶好調でした。いわゆるビギナーズラックというやつです。この3連勝で私は大きな勘違いをしてしまったのです。

「デジパッチって結構当たり易いじゃん!」という感じです。

しかし、その後はなかなか当たりを引けなくなっていきました。10000円も突っ込んで出なければ不安になって止めるといった臆病者の立ち回りを繰り返していったのです。

それでも一撃の出玉の魅力が忘れられず、「きっとまた運が回ってくれば一気に取り返せるさ」などと考え、引き頼みの中途半端の立ち回りを繰り返していきました。

また、この時期の途中からは一発台の「ジェットライン」や「スーパーコンビ」(どちらも一発台の名機ですね)なんかも打つようになりました。一発台も最初だけはまぐれで飛び込んだ玉が大当たりになってくれましたが、やはりパールセブンと同じような一発逆転を狙った中途半端な立ち回りを繰り返していくことになりました。

結局デジパチを打ち始めてからの半年間は何種類かのデジパチと一発台にビックシューターで稼いでは勝ち金全部とバイト代を打ち込んで負債を増やす(約50万円程)という悪循環に陥ってしまいました。


 このようなパチンコ立ち回りの悪循環を繰り返していたある日、状況を見兼ねた兄に次のような言葉で叱られました。

「当たるまで打ち切らなきゃだめじゃないか!」と。

この言葉にはデジパチや一発台で立ち回るためのポイントが集約されています。つまり、デジパチや一発台のような大当たり確率が低い機種では釘が良い台を打つのは当然として、総回転数あるいは稼働時間を出来る限り多くする必要があるということです(このことの重要性は、「パチンコ立ち回り管理カテゴリー」の記事を一通り読んでもらえば理解してもらえると思います)。

どんなに釘が良いパチンコ台を打ったとしても、数時間や1日打ったくらいでは確率から言って収支は期待収支に収束しないので、毎日できるだけ長い時間、1ヶ月、半年と打ち続けることで試行回数を増やし、収支を期待収支に近づける努力をする必要があるのです。

このことは別の言い方をすると、パチンコを短時間打ったときのちょっとしたはまりを気にすることや1日毎の収支に一喜一憂することは無意味だとも言えます。ボーダーラインを超える甘い釘調整のパチンコ台を一日中打って負けたとしても、立ち回り的には間違いではないのです。そういう台を長い期間打てばパチンコの収支は自然とプラスに収束していくのですから。

上の兄の言葉は日々デジパチと一発台で立ち回り、このことを実感していた人の言葉だったのです。

ビックシューターで少しは儲けていたとはいえ、丸一日デジパチや一発台を打ち切るほどの資金と時間の余裕、精神的な粘り強さを持っていなかった当時の私では結局のところ立ち回りが臆病で中途半端なものになってしまい、安定したパチンコの収支は到底望めなかったのです。

臆病なら徹底して臆病になってビックシューターだけ打っていれば良かったんですけどね。

この失敗した立ち回りからの教訓「パチンコ、パチスロの収支は一日(あるいは1時間)にして成らず!」です。パチンコ、パチスロの収支は長期的に見るものです。


 兄に叱られて私は自分のパチンコの立ち回りを見直すことになりました。そして立ち直るきっかけを掴んでゆくことになります。そのことについては次回のブログ記事でお話したいと思います。





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