立ち回りの教訓カテゴリー、前回のブログ記事では私が初めて実践したパチンコ攻略法についてお話ししました（前回のブログ記事「パチンコ攻略法の実践１」はこちら）。今回はそのパチンコ攻略法と同時に実践していた別のパチンコ攻略法「リーチ周期狙い」についてお話ししたいと思います。
このパチンコ攻略法は１９９０年頃のデジパチの大当たり抽選方式としてよく使われていた２段階抽選方式に着目した攻略法でした。２段階抽選はその名の通り、大当たりを２段階の抽選で行うということです。１次抽選をパスしたときだけ２次抽選で大当たりさせるかどうかを判定するというものです。
このリーチ周期狙い攻略法は１次抽選をパスする確率をアップさせる攻略法でした。具体的にいうと、１次抽選をパスしたときに必ずリーチが掛かる機種で、１次抽選用の乱数テーブルの１周期に相当する時間間隔で玉を打つというものでした。
当時のデジパチには１次抽選をパスすると必ずリーチが掛かる機種がいくつかありました。そういった機種では、２、３個玉を打ったら玉の打ち出しをストップし、スタートチャッカーに玉が入った瞬間に体感機をスタート（乱数テーブルの周期でバイブするようにあらかじめセットしておく）、リーチが掛かるか確認、といった作業をリーチが掛かるまで繰り返すことで、１次抽選をパスする乱数を拾える周期を見つけることができました。
これらの機種はリーチさえ掛かれば２次抽選で大当たりする確率は１／１０から１／１６程度でしたから、このリーチ狙いは非常に有効だったわけです。このパチンコ攻略法で重要な乱数テーブルの移行周期の解析値は当時のパチンコ雑誌で簡単に調べることができました。
さて、当時の私のこの攻略法の実践方法についてお話しします。実践していた機種は、すいませんが機種名を忘れてしまいした（実践した期間が短か過ぎてあまり記憶に残っていません）。当時は体感機が１台数万円もして高価だったので、私は体感機の変わりにポケコン（プログラム機能付きの電卓みたいなもの）に一定周期で文字が表示されるようにプログラムして使っていました。当時の私は学生だったので、大学の教科書とポケコンをバンドで縛って置いておけば周りから怪しまれることはありませんでした。
上記の手順でスタートチャッカーに玉が入る度にポケコンのプログラムをリセットして、リーチが掛かるのを待つということを行っていまいした。２０００円も打てばリーチは掛かりますので、リーチが掛かった後はひたすら３個位の玉を打ってはストップという作業を乱数テーブルの周期で繰り返していました。玉の発射タイミングは、発射してからスタートチャッカーに玉が入るまでの平均時間をポケコンの文字表示のタイミングからずらしたタイミングです。
そんな打ち方をしても玉が暴れて狙った周期に都合良くスタートチャッカーに玉が入るはずないと思う方がいると思いますが、狙って打つのと何も考えずに打つのとは大違いです。狙って打てばデジタル７〜８回転に1回はリーチが掛かるという感じでした。隣の台を打っている人から「ずいぶんリーチが掛かり易い台だね」と言われくらいリーチが良く掛かりました。また、この打ち方をしていると玉がスタートチャッカーに入った瞬間に、リーチが掛かるかどうかわかるという楽しみもありました。
このパチンコ攻略法で大当たり確率は２倍程度にアップしていたと思います。私は当時このパチンコ攻略法は大学の授業が終わってから２〜３時間行い、１００００〜２００００円勝ったら止めるようにしていました。その時期、私は兄にもプログラムしたポケコンを持たせて別のパチンコ店で攻略法を実践してもらっていたのですが、兄は１週間目いっぱいその店で攻略法を実施し、出し過ぎで出入り禁止を食らってしまいました。そういうことがあったのでこの攻略法の実践はほどほどにするようにしていました。
私が行っていたパチンコ店で、この攻略法を使用していたのは最初は私だけで、攻略法を実践し始めてからの１０日くらいは順調に儲けを出していました。しかし、パチンコ雑誌で攻略法を知って実践する人が日に日に増えてしまい、だんだん台を確保するのも難し状態になっていきました。
そして実践を始めてわずか１ヶ月でその台はパチンコ店から無くなってしまいました。やはり、効果が大きい攻略法が使える美味しい期間は短いものです。新装開店で攻略法を実践していたパチンコ台がその店から無くなった日はかなりショック受けて何も打たずに帰ったのを憶えています。
今回は私が１９９０年当時実践していたパチンコ攻略法の１つリーチ周期狙い攻略法の実践について書きました。次回ブログ記事ではその他のパチンコ攻略法の簡単な紹介とこの時期のパチンコ攻略法実践の総括を行う予定です。